住宅と気密について


みなさん、こんにちは

数日前にぎっくり腰になってしまい大変でした

みな様もお体には気をつけて下さいね


近年は住宅の高断熱化については当然となってきていますが

高気密についてはどうでしょうか?

因みに、私どもの建設する建物は全て第3機関によって気密測定をおこないます

全棟、測定値は0.1cm2/㎡以下であります

世間では気密よりもUA値ばかりに気をとられがちですが

いくらUA値が良くても気密性能が悪い住宅はUA値が減換算されますので

UA値が仮に0.48だとしても気密が1.0の場合のUA値は0.52になってしまいます

ですから気密性能は重要なのであります

それともう一つ重要なのは10年経っても気密性能がほぼ変わらない

施工能力が不可欠なことです

その場しのぎ的な施工では最初は良くてもあっという間に、低気密高断熱住宅となり

室内の環境も悪くなる事でしょう

設計 H


建物と地震

こんにちは、GWはお天気が続きましたね

石川県で震度6強の地震が発生しました

地震と建物の関係で地震の特徴と建物崩壊について少し書こうかと思います

まず家の耐震について昭和56年以前の建物は震度5程度の地震に耐えられる構造

となっており、震度6や7の地震は想定していませんでした

よって古い家屋は耐えられず倒壊の可能性は高いと言えます

56年の法改正によって震度6や7に耐えれる建物を設計したとしても


日本は地震大国!  


強い地震が繰り返し起こることで、建物にダメージが蓄積されてしまい


新築時のような強度は保ち続けれないことが予想されます


建物各所に損傷が蓄積されると、地震時の揺れもだんだんと大きくなり


新基準の建物でも震度5で倒壊なんて事もありえるのではないでしょうか

jisin.jpg


耐震等級3と建物の揺れを軽減する制震装置の組み合わせが現時点ではベストであるとい


えます


建物の揺れについては、高さ・重さ・強さが関係していますので


住宅に限らず地震によって建物が倒壊しない様に日々研究する事が求められます

設計 H